インタビューア:

いやさか整体に来る前に有った悩みは何ですか?

佐野:

ずーっと腰痛で苦しんでいました。

インタビューア:

どのくらい悩んでいました?

佐野:

ぎっくり腰の最初は23・24歳の時

痛い、痛くないを繰り返していたんですね。

訪問看護をし(始め)て、
1週間くらい休まなければいけないのが
何回か繰り返した事があって

痛みにずーっと悩まされていたんですね。

すごいスパンが長いんです!

インタビューア:

何か突然来てしまうものなんですか?

佐野:

そうですね、ぎっくり(腰 )の場合は瞬間なんですけど、
風邪を引いた後とか、そういう体調が悪くなったときとかが
「あっ来そう!」となったら

何日かするとドスっと来て、動けなくなる。
という、繰り返しでした

年を取るに従って、風邪を引いたりとか
そういう後に、腰痛が来ることが多いので、
これは、ぎっくり腰だけじゃないんだなって、
感じて、それまでも、ぎっくり痛い。ぎっくり痛い
と自分で思っていたけど、

体調が悪くなるとなるので、
これは違うなって、いうのが感じられた。

インタビューア:

痛みが出た時って言うのは、どうされていました?

佐野:

コルセットを、一番大きいコルセットを一つして、
ゴムみたいなのあるじゃないですか
アレを腰部にして、二つ重ねで動かないように、
痛くならないように、
ぎっくりにならないようにって

カチカチで歩いていました。

インタビューア:

仕事に影響はありましたか?

佐野:

訪問看護だと、一人で行って
お亡くなりになった方の身体をきれいにするのも
一人でやってたので、そうするとスゴイ身体の大きな
男の方に背広を着せたりとかで
メチャメチャ腰に来てしまって
確実にその後は、ドスっときました。

そういうのでも固められないので、
そうならないように、ならないように神経を使ってました。

私もいろいろと考えていくなかで
私の姿勢がいけないんじゃないかな、
姿勢から来るものなのかも知れないし、とか
考えていたので、それと紹介してもらったのが
なんとなく、自分のなかで一致したので、
(ここに)来ることに決めたんですね。

インタビューア:

初回から、手応えというか効果を感じてましたか?

佐野:

いえ、何回かしてから感じたんです。

インタビューア:

最初心配になったりしなかった?

佐野:

ぜんぜん(無かった)
看護師の友人から教わったので
何の心配も無く

ただ、「素直に受け入れないといけない」
っていうのは聞いていたので

すべて言われたとおりにやろうと思ったので、
何の不安も何もありませんでした。

私の痛みが、不安から来るんだというのは、
先生から聞かされたので
一瞬、「えっ!?」って思ったけれども

「ありえるなぁ」って
どれだけこれで苦しんで来て

仕事にも支障があったし、
ホスピスを辞めた理由も
結局痛みが有って、身体が保てなくって
それでも、休めなくって
座りながら先生とコンタクトをとっていると、

「なにやってんの?」と言われたけど、
「腰が痛くて、立てないんですよ」

話しをする時には立っているので、
(その体勢を)キープできないんですね。

動いているときには、少しこんなになってできてはいたけど
そんなことをしても、
(仕事を)辞めざるを得なかったんですね。

休みもくれるって言われたけれど、
忙しい中、自分が休んでも、
人手が足りなくなったり、ってなったなら
思い切ってここでやめないと、周りに迷惑が掛かるので、
やめたっていう経緯があった。

本当はずっと居たかった!けど
やめなくっちゃいけないって思った
腰痛にはすごい精神的に悩まされていました。

インタビューア:

20代前半頃から、悩んでいた時間は
結構長かった訳ですよね?

佐野:

訪看(訪問看護)してた時と、
ホスピスに居たときに、このままじゃマズいな!と
特にその時が、痛みが強くなってきたときだったので

それが精神的に大きかった
みんなに迷惑をかけちゃう
1週間も休まなければいけない

そういうストレスがすごく大きかった

インタビューア:

通っていくうちに段々心の部分とか
不安みたいなものは和らいできました?

佐野:

すごい和らぎました!

身体を動かす、
ちょっと痛い時には身体を絶対に動かさないんで、
全部ベルトで固めて
痛みの無いように横になって
休むっていうか、テレビを見ているみたいな

何しろ動かさない!っていうのが
私の中にあったので

結局、(先生に)言われたのは、
「横になっていることが多いですね!」
私の骨の状況から、そういうのが分かるらしいんですね。

横になってテレビを見るのが、
私の腰をキープさせる
私の間違った考え方だったんだ、と思った。

インタビューア:

整体に通っている中で指摘されて
ちょっと気付きがあって?

佐野:

そうですね。
それある、それあるって
自分の中で思いました。

インタビューア:

そういう腰のいたわり方から、
どういうふうにチェンジしていったんですか?

佐野:

(ここに)来ているうちに、腰が軽くなってきたので
動くんですね。
痛みも無く動くので
前は痛いまんまだったので、固めていたんですけど

それが精神的にも良くなかった、ということで

痛くなくなったから、動けるようになったんじゃないかな。
それがすごく良かった

今、実は痛くないんです!

時々痛いなっていう時はあるが

実に痛くないんです。
(痛みの無い)時間が長いです。
それはすごく良かったなって。

人間、痛みってものすごく身体的に影響を
しますね

インタビューア:

ヤル気が無くなってしまったりとか
色々リンクしてしまいますね

佐野:

そうですね。

インタビューア:

何か自分の中で変化を感じた部分がありました?

佐野:

怖さ?カチカチって固めることもしないし、
身体をコルセットで固めることもしない
メンタル的にも不安ではなくなった。

あと、首が動いた。

(整体に)行くと帰りに(身体が)軽い

いままでは、それが当然だと思っていたのに
軽さを知ったっていうところで
自分の中で緊張がとれた(というのが)
本当なのかも知れません。

娘がよく、私の背骨が曲がっているって(言うんですね)
腰がひどく悪化した時って、極端に曲がるんですね。
グニャッて曲がるんですね!

筋肉がかばっているからだって思っていた
それを見るたび、本当いやだなって思っていたのが
今はないので

インタビューア:

そうやって、娘さんから指摘されることも(なくなった)?

佐野:

もう服を着た上からでも分かるし、
痛い時に仕事をしていたときも
遠くから来る(勤め先の)院長とかが
「すっごい身体曲がってるよ」って言うから

そりゃそうだよなって、思ってると
それでまた落ち込むんです

それくらいメンタル的にもすごいやられていたんですね。

インタビューア:

人言われると、なおさら嫌ですよね

佐野:

すごーく、嫌だったんです。

インタビューア:

それが、イスに座って先生の話を聞いていても(痛くない)?

佐野:

もう全然、今痛みが無いんです。
座っていても

インタビューア:

何か他にここの施術とかでいいなと思った事は?
ここの魅力というのは?

佐野:

私が一番最初に指摘されたのは、
私はずっと腰だと思いこんでいたんです。
私のメンタルな所、
それは痛みに対しての怖さ

(そんなこと)を最初に指摘されたことは無かったので、
絶対身体的なものだって思っていたから、

そこで言われたのは、最初はエッて思ったけど、
すぐに怖さ?がすごく大きかった事もあったので、
信じて行けば、痛みが確実に取れるだろうって思った。

私も、やっている事を信じて、怖さを取っていこうと
感じました。
そこはまぁ努力かな、とは思いますね。

何しろ不安がなくなった、
身体に対する不安がなくなった
かなり大きな変化

90%・・80,90は私の中での
一番嫌なものだったので、
すごい楽になりました