健康のために行うランニングは週1回だけでも効果あり。それどころか6分歩くだけでもやる気を高める
みなさん、ランニング・ジョギングは好きですか?
走る目的はそれぞれかと思います。
一般的には、
健康のため
ダイエットのため
でしょうか。
中には、とにかく「走るのが楽しい、好き」という人もいるでしょう。
ちなみに、私は走るのはあまり好きではありません。
それでも、若い頃は仕事のストレス発散のため、昼休みなどに走っていた事もあったんですけれどもね。
会社を転職した直後の14-5年前には、スポーツジムにも通って、ランニングマシンやバイクで汗を流していました。この時の目的は、増えてしまった体重を落とすためと、腰痛を治すためでしたけど。その目的を果たしてから、1年後くらいにやめちゃいました。
さて、今回紹介するのは、ランニング週1回でも効果は十分にある、というちょっと嬉しいニュースです。
オイオイ・・週1回だけでもアンタ本当にやる気あんの!
とは聞かないで下さい。(笑)
二つ目の記事は、さらに簡単!
たった6分歩くだけでも、やる気やエネルギーを高められる!
です。
それでは記事をどうぞ。
ランニングの量に関係無く、早期死亡のリスクを27%下げる。
ここからです。
ランニングを始めるモチベーションを探している?
それならこれが役立つでしょう。新しい研究では、週に1回程度しか走らない人は、まったく走らない人と比べてランニングの量に関係なく、早期死亡のリスクは27%低くなった。
「これは、運動の時間を見つけるのが難しい多くの大人にとって朗報です。少しだけのランニングでも、しないよりも優れているからです。」と、アイルランドのメアリーイマキュレート大学の運動生理学者であるイレイン・マータグは話す。
この結論は、ランナーとって自明の理のように思えるかもしれない。
しかし、科学はかなり複雑であってそうとは限らない。
「いくつかの研究ではランニングの大きな利点を発見したが、他の研究ではそうではなかったのです。」 とは、オーストラリア・メルボルンにあるビクトリア大学の公衆衛生研究者のチェリコ・ペディシッチ。
また、ランニングの長さや強度が重要かどうかも不明であり、ランニングの効果を研究する研究者は、走ること、それ自体が薬であるかのように、用量(つまり走る距離・時間・強度)の観点から活動について考える。
ペディシッチは、「ランニングが多いほど健康上のメリットが得られることは理にかなっているかもしれないが、一部の研究では、高いレベルでのランニング(週250分以上)をすることで死亡率を低下させるメリットが失われる可能性がある」と述べている。
彼らは、以前の研究データを再分析することで、これらの矛盾を理解するように努めた。そうして、232,149人の参加者にランニング習慣について質問し、5年半から35年の期間にわたって健康を追跡した。
それらの研究過程で、合計25,951人の参加者が死亡したため、ランニングと死亡リスクとの統計的関連性を調べることが可能になった。
そうして、月に1回程度しか走らない、と報告した人でさえ、走る習慣の無い人と比較して、あらゆる原因による死亡のリスクが27%減少したことを発見した。
実は、これらの研究ではランナーを定義する方法がわずかながら異なり、利益のために必要なランニングの量を正確に言うことは困難である。まして、週にほんの数歩歩くだけでは十分ではない。
それでも、週に一回だけ50分未満のランニングから、毎日合計250分間のランニングまで、すべてのランニング時間で早期死亡のリスクはほぼ同じだった。
「ランニングにおけるこれらすべての時間量は、死亡リスクの低下と有意に関連していました。さらに頻度、持続時間、ペースによる大きな違いは出ませんでした。」とペディシッチは述べている。
「大きな違いが見つからなかったっというのは、違いは存在しないという意味ではありません」とペディシッチは警告する。
なぜなら研究のサンプル数が小さすぎる可能性があるためだ。特に長時間走るランナーの健康への影響を研究することは、残念ながらそれを行う人が少ないために研究するのが困難なのだ。
ランニングの有益性に上限があるかどうかを判断するには、より多くの証拠が必要だが、この研究は、あらゆるレベルの活動に対して健康上の利点を見つける他の研究と一致した。
「あなたのスケジュールに見合う、どんな量の身体活動もあなたにとって良いことなのです」
ここまでです。
たった6分歩くことで気分が向上
ここからです。
クラークソン大学のアリ・ボラニ准教授が実施した研究によれば、わずか6分間の歩行で身体活動を行うだけでも、活力低下、疲労感、うつ状態、混乱などの感情を改善することができた。
65歳以上の被験者に6分間の歩行をさせ、その前後の気分を測定した。すると歩行後に精神的疲労の減少と身体エネルギーの改善が見られた。
3日間の研究では、
初日に、被験者全員に気分を歩く前と後に測定した
2日目と3日目は、被験者に気分を害するような課題が与えられ、その後気分を測定し、その後、被験者が快適に感じるペースで6分間歩いてもらった。
すると、課題を与えられた日でも、気分が改善され、ベースライン(基準値)を上回った。
ボラニによると、被験者の不安レベルも低下することがわかった。
「不安の感情は確実に改善されました。これは、身体活動が不安の感情を改善することを示した大部分の研究の結果に沿っています」と彼は述べた。
身体的エネルギーの増加と精神的疲労の減少に加えて、被験者のやる気のレベルを測定した。
「6分間の身体活動の後、身体的タスクを実行する意欲が高まりました。実際の環境では、もしあなたが厳しい日を過ごしているなら、運動する気にはならないでしょう。でもたった6分間歩くだけで、もっと身体活動をする気にさせることができるのです。」
ボラニによると、過去にも同様の研究が行われているが、6分間は誰もが歩行での影響を示した最短の時間だった。
さらに被験者の歩行速度が活力と疲労感に影響を与えるの確認した。
「彼らが速く歩くほど、彼らの活力の感覚は増加し、疲労の感覚は減少した」と彼は語った。
ここまでです
最低6分散歩するだけで、気分転換だけでなくやる気もアップできるのならスグに出来そうですね。
それに歩く速度が速い人は認知症のリスクも下がるそうです。
私は走るのは好きではないと書きましたが、歩く速度は普通の人と比べてかなり速いです。それに歩くのは好きなんですよ。