ウイルス拡散を防げないマスクが偽りの安心感を与える今のマスク社会は危険だと思う

マスク着用が当たり前の世の中になってしまって久しいです。

私個人的には、マスク着用は科学的根拠があまりなく、効果も限定的だと考えています。
(もちろん都市閉鎖も)

しかし、多勢に無勢。

どんなに着用に反対しようが、抵抗しようが世の中の流れはもう止まらないようです。
それが、どんなに社会的にも個々人の健康に悪影響がでるにも関わらずです。

大多数の人は、どうもマスク着用を肯定的に捉えているようで、マスクを着けることがある意味ファッションであるかのようにも見えます。

そんな中、透明なフェースシールドを着けて出演しているタレントさんを目にする機会が多くなってきたように感じていました。

政治家でも麻生副総理が着けているフェースシールドが話題になっているというのを、最近のニュース番組で知る機会があり、その番組の取材で、クラブのママさんが顔を隠さず、お酒や食べものを口に運ぶときにもとても便利だと話していました。

キレイなお姉さんがマスクを着けて話しをするより格段に顔や表情が見えるので、夜の街関連では歓迎されそうですね。

でも、そもそもマスクを着ける意味はあるのでしょうか?

新型コロナウイルスは飛沫感染以外にも空気感染も指摘されており、その効果は限定的と言わざるをえません。

それを置いても、マスクは息苦しいし、暑苦しいし、口元全体を隠してしまうので表情が読みとれない。

そこで、これらを解消できるものとして透明なフェースシールドというものが出てきたのでしょう。

そもそもフェースシールドの目的は、感染者の唾液など飛沫を自分の目や顔部への飛び散りを減少させるモノとして出てきたそうです。

そのため、飛沫粒子などの大きなものに対してはそれなりの効果がありますが、さらに粒子の小さな物質に対しての効果に対しては疑問のようです。

便利さと安全性の両立はなかなか難しそうです。

「マスク」のかわりに「フェイスシールド」…“コロナ飛沫”の遮断効果「落ちる」Yahoo!ニュース(2020/9/3)

 マスクのかわりに着用する、透明で顔を覆うフェイスシールドは飛沫の遮断効果が低く、新型コロナウイルス感染症の拡散を防ぐのに、大きい効果はないという研究結果が公開された。

日本の理化学研究所や神戸大でも、飛沫がどのように広がるのかをスーパーコンピューター「富岳」を使った実験結果を8月下旬に発表している。

小さな飛沫は100%近い漏れ フェースシールドの実力 朝日新聞デジタル(2020/9/21)

 不織布マスクでは、5マイクロメートル以下のエアロゾルは約3割漏れたが、50マイクロメートル以上の大きな飛沫は、ほぼ捕まえることができた。一方、フェースシールドでは、エアロゾルは100%近くが漏れ、50マイクロメートルの飛沫でも半分が漏れた。理研チームリーダーの坪倉誠・神戸大教授は「飛沫を飛ばさないという効果を考えると、不織布マスクに軍配があがる」と話す。

と、マスクにはそれなりの効果は期待できそうですが、それにしても新型コロナウイルスにはあまり効果はない、と思っています。

それどころか非常に危険である、という記事がゼロヘッジで取り上げられていましたので、こちらの記事を今回ご紹介したいと思います。

スウェーデンのトップ疫学者:フェイスマスクの着用は「非常に危険」


Sweden’s Lead Epidemiologist: Wearing Face Masks Is “Very Dangerous”  Zero Hedge (2020/08/21)

ここからです。


スウェーデンのコロナウイルス専門家は、フェイスマスクの着用を奨励することは、「非常に危険」であると警告している。なぜなら、ウイルスの拡散を効果的に阻止しないにも関わらず、偽りの安心感を与えているにすぎないからだ。

 「COVID-19に関しては、フェイスマスクがゲームを変えると信じるのは非常に危険だ。」 と、いかなる形態でのロックダウンやマスク着用命令に抵抗しながら、パンデミックに対するスウェーデンの対応を監督したアンダース・テグネル(Anders Tengell)氏は語る。

 「フェイスマスクは、他のものが安全に配置されている場合に限り、補完することができるのです。」と テグネル氏は付け加えた。

 「しかし、フェイスマスクをさせれば、バスやショッピングモールにたくさんの人を群がらせることができる、という考えは間違っています。」と彼はさらに付け加えた。

 テグネル氏は一貫してマスクの使用に反対している。先月(7月)、「スウェーデンでは(感染者)数が急速に減少しているため、公共交通機関であっても、スウェーデンではフェイスマスクをする意味が無いのです。」と宣言している。

 「世界中の非常に多くの人々がフェイスマスクを着用しているにもかかわらず、フェイスマスクを通じて得られた知見は驚くほど弱いものです。」と、テグネル氏は主張している。

 「マスクが実際にどのような効果を持っているかを示す研究がこれ以上ないのには驚きです。スペインやベルギーなどの国では、マスクを着用させていますが、感染数は依然として増加しています。」このように疫学者は宣言している。

 強制的な封鎖命令を実施しなかったスウェーデンでは、新型コロナウイルスの症例や死亡者数は徐々に減少している。

 「スウェーデンがこれらのレベルに下がったことは非常に前途有望です。曲線は右肩下がりであり、深刻な病気のこの曲線はゼロに近づき始めているのですから。」とテグネル氏は述べた。

 ニューズウィーク誌が今月初めに認めたように、スウェーデンのCOVID-19の死亡率は、スペイン、英国、イタリアなど、ロックダウンを強制した国すべての国よりも低い。



ここまでです。

 

最初にも書いたように、マスク着用による問題については、私のブログでも取り上げています。

マスクによる熱中症だけではない、マスク着用で起こりうる危険性について(2020/7/3)

マスクによる熱中症だけではない、マスク着用で起こりうる危険性について

一部の専門家や医師もマスクによる弊害や予防効果について疑問を提議していますが、そういった専門家は、メディアに取り上げられることが少ないようです。

今月、9月5日に行われた第19回日本自然医療協議学会で、登壇された帯津良一先生の基調講演を聞く機会に恵まれました。

その講演会で帯津先生は、

「医療は格闘技である。医療従事者は呼吸が制限され、フットワークが悪くなるマスクは着けるべきではない。私自身はマスクをしないし、手も洗わない、それはなぜかというとマスクは呼吸が浅くなり免疫を下げるからです。」

また、

「ウイルス・細菌と我々人間とはうまく棲み分ける必要がある。それでお互いが繁栄し、自然のバランスが保たれるのだから。」

と話されていました。

最後に今回もブログ「In Deep」の記事を紹介させて頂きまして終わりにしようと思います。

マスク社会は健康問題だけではなく、社会的にも様々な問題を引き起こす可能性があるのです。

しかし、大部分の大衆はそれに気がついていないのか、それとも無意識に誘導されていて、むしろそれを歓迎しているのかも知れません。

マスク社会がもたらす「本当のディストピア化が何か」に気づいた。それは表情を学ぶ機会を失った赤ちゃんたちによる「人の感情を理解しない人々の社会」の誕生 In Deep (2020/8/26)

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