顕在意識と潜在意識について

■潜在意識とは?

☆人は自分のことを知っているようで、ほとんど何も知りません。

その証拠に、自分で自分の身体をコントロールできる部分はわずかしかありません。
試しに自分で意識してコントロールできる場所を考えてみてください。

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たとえば、心臓は自分の意識で鼓動を止めたり動かしたりすることはできませんよね。

肝臓や膵臓、腎臓など働き続けているこれらの臓器も働いていること、臓器の場所さえ良く分からないのならそれらを意識することは難しいでしょう。

つまり、自分という肉体だけでも意識出来る部分というのはほんのわずかなものであり、自分の事は自分が一番よく分かっている、と思うものの、じつはほとんど分かっていないというのが現実なわけです。

意識には二つの意識がある

意識には顕在意識と潜在意識の二つに分けられるというのは聞いた事があると思います。

これらふたつの意識全体を100%とすると、顕在意識は5%から多くても10%程度、残りの90%から95%は潜在意識といわれています。

こうして、私が文章を考え書いているのは、もちろん顕在意識の働きのおかげですが、その間にも心臓は休みなく鼓動を繰り返し、呼吸も意識せずに行っています。

潜在意識は「自分の命を守るため」にある

つまり内臓を動かし、コントロールしているのは潜在意識なのです。

 

内臓を動かしコントロールしているのは自律神経系であり、潜在意識がコントロールしています。
ですから、自律神経は別名「生命維持装置」とも呼ばれ、24時間昼夜を問わず命の続く限り働いています。
従って潜在意識は「自分の命を守るため」に存在していると考えられます。

集合的無意識はデータバンク

心理学者のカール・グスタフ・ユングは「人の意識というのは、潜在意識の根底でつながっている。」
と言い、これを「集合的無意識」と呼びました。

潜在意識は全てにつながっていて、自分の命を守るために集合的無意識を通じ、人類全体の持つ情報から生物全体の情報までありとあらゆるところから情報を収集します。
自分の命を守るために潜在意識は、いつでも集合的無意識にアクセスできるように準備万端整えているのです。

ですから、「潜在意識はすべての答えを知っている。言い換えるとすべての答えは【そこにある】」と考えられています。

但し、その必要となる答えを得るためには、「正しく聴く」ための的確な質問がカギとなります。

潜在意識には主語がない

潜在意識には、主語というものがないそうです。理解できないのではなく概念そのものが無いそう。
潜在意識=集合的無意識には私、あなた、彼(彼女)といった概念がないということは、つまり意識というのは全体で一つだということです。

神の言葉にも「私はあなたであり、あなたは私である。」という言葉がありますが、
これは、般若心経の「色即是空、空即是色」とおなじ事をいっているんだと思います。

■顕在意識と潜在意識がつながる4つの時

顕在意識と潜在意識には壁があって通常は分かれています。それらがつながる時は、命に関わることを自分である顕在意識が行っている時です。
ひらめきなどを体験しやすいのもこの時。このひらめきは過去の体験や知識などがある時、意味あるようにつながった時に起こるそうです。
これも、意識しているとなかなか起きませんね。

 

① 食事をしている時
哺乳類(だけでは無いですが)は外から栄養を摂らないと体を維持できません。飲食しないと命に関わりますから、この時に意識がつながります。

② 排泄行為をしている時
無防備になっている時ですね。
トイレで本を読んでいる人がいますが、(私もそのひとりです)なぜかこの時には頭に入りやすいですね。

③ 眠っている時
寝入りばなと目を覚ました直後は、この壁がなくなる時。夢うつろの状態。
顕在意識は眠りますが、潜在意識は眠りません。

④ 呼吸を調整している時
呼吸を顕在意識が意図して止めたり、深くしたり浅くしたりちょっと調整するだけでも意識はつながる。

 

これら4つの方法なかで、簡単かつ合理的に使えるのは呼吸法である事が分かると思います。
人は立っている時には胸式呼吸と言われていますが、寝ると腹式呼吸になります。

ですから、睡眠時と同じ呼吸法である腹式呼吸のほうがリラックスでき、潜在意識からの命令を潜在意識に一番届けやすくなります

瞑想の究極の目的は、この潜在意識(集合的無意識)にアクセスし、真理を知ることです。

さきほど、潜在意識には主語がないと書きました。ということは、潜在意識には自分と他人の区別がありません。

この事から、言葉を使う時は、できる限り汚い言葉を使わない方がよいですね。

「天に向かって唾を吐く」という言葉が有るとおり、口から出た言葉は結局自分に戻ってきます。

綺麗な力のある言霊(ことだま)を使いましょう。

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