『なぜ今まで良くならなかったのか?』関節痛編 

 

厚生労働省が平成25年に調査した「国民生活基礎調査」によると、「症状別では、男性は「腰痛」での有訴者率(自覚症状のある人の率)が最も高く、次いで「肩こり」、女性は「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」、「手足の関節が痛む」となっている。」
女性は3位、男性では5位にランクされている、関節痛。その関節痛の中でも、代表はみなさんが悩んでいるかも知れない【膝痛】と【股関節痛】です。

膝痛・股関節痛などの関節痛はなぜ起こるのか?

 膝痛や股関節痛などの関節症

これら一般的には関節の変形による軟骨のすり減りが痛みの原因と思われています。
整形外科では、加齢などによって筋肉が弱くなり、その結果、膝関節などの軟骨がすり減って、炎症を起こし、痛みがでる、という説明をしています。では、なぜ軟骨がすり減るような事になるのでしょうか?
以前、軟骨は再生しないと考えられていましたが、現在では再生速度は遅いものの、再生することが分かりました。但し、再生するためには軟骨に正常な圧力が掛かる必要があり、この圧力が掛かることが刺激となり、軟骨の健康が保たれるのです。つまり、再生速度以上に変形が進んだことが原因ですが、ではなぜ変形が進むのでしょうか?

 なぜ関節が変形を起こすほどの負担が起こるのか

人は重力のある中で生活しています。膝関節においてクッションの役目をしている膝軟骨や半月板は次第にすり減っていきます。これはどうしても避けられません。ですが、ひざ関節が正しい位置に収まっていないと、そのすり減り方に偏りが出ます。膝の内側で骨同士がぶつかるようになり、そこに炎症や痛みが生じるようになります。これが変形性膝関節症になるプロセスです。
それでは、関節に負担が掛かるというのはどういうことなのでしょうか?もちろん、加齢などによる筋肉が弱くなってきることも要因の一つだとは考えられますが、それだけであれば、加齢とともにすべての人に痛みが起こることになってしまいます。しかし、実際に変形があったとしても、痛みを感じない人もいます。

 骨盤が後ろに傾くと、股関節と膝関節の負担が増えます

骨盤が後ろに倒れていると、バランスをとる為に膝が軽く曲がります。
その結果、腰椎も後ろへ湾曲します。

 

 

 

 

 

 

 

上図のような姿勢になります。・・・

こんな姿勢普段からよく見かけることがありませんか?
そう、高齢者にとても多い姿勢ですね。

あなたもこんな姿勢で歩いていませんか?
この姿勢が【変形性膝関節症】の直接原因です。
こういう人は腰椎も後ろに曲っているので、そのうちまず腰痛が起き、それをかばうように今度は膝関節に負担がかかり、徐々に軟骨がすり減ってくるのです。
また姿勢を維持するための、筋肉への負担も大きくなり、筋肉や靱帯に過度な緊張を引き起こし、結果痛みがでてきます。

 姿勢を正せば軟骨も再生していきます

正しい位置に戻れば、痛んだ軟骨も徐々に再生していきます。

そして、過度に緊張した筋肉の負担が減ります。
ですから、これら関節痛など痛みの根本原因は、骨盤と脊椎のゆがみが原因で起こると考えられます。
しかしながら、整形外科などでは、身体のゆがみが痛みの原因とは考えていません
なぜなら、骨そのものが変形していない限り、治療対象とはならないからです。

だから現在医学では、治しようがない、治らない、のです。

※初掲「いやさか通信」2015年1月号 より

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