朝の不調はマクラが原因・・・かも

朝の不調はマクラが原因の可能性アリ

ここ最近、「どんなマクラをすれば良いか?」「硬めのベッドが良いと聞くが、硬いベッドに寝るとからだが痛くなる、おすすめのベッドはどのようなものがありますか?」

など寝具に関する質問を利用者の方から受けて何度か回答しておりました。
今回、私の個人的な見解として書いておこうと思います。

特に、朝起きたときにからだに痛みやしびれがあるなどのお悩みの方には参考にすると良いと思います。

ベッドは硬めの方が良い

一般的に布団やベッドは硬めの方が良いと言われていますが、これは一般論としては正しいと思います。

なぜなら、理想と呼ばれる姿勢は、壁を背に立った時に

後頭骨
背中上部(肩甲骨)
臀部(おしり)
かかと

これらの4つの部位が壁にぺったり付いている時が一番自分の体重が背骨に乗っている状態になるからです。

この理想的な立ち姿勢を仰向けで寝た状態で再現できるのが固いベッドなので、これが固めの方が良い、と言われる所以です。

しかし、私たちの体はひとりひとり違います。
ですから、硬めのベッドがからだに合う方もいれば合わない方もいるわけです。

そもそも、朝起きたときが一番辛いなど、何らかの症状に悩んでいる方の多くは、寝姿勢が悪いんですね。

たとえば、
横向きで寝るクセが強い方であれば、首や肩に痛みが出やすくなります。
仰向けで寝るのが理想ですが、腰の反りが強い方だと腰が痛くなりやすく、逆に反りの少ない方だと、背中が痛くなったりします。

マクラが決め手・・・でも

そして「ベッド」以上に選択が難しいのが、「マクラ」ですね。

「マクラ」が合わないだけでも、首が痛くなったり腕にしびれが出たり、肩こりがひどい、など多くの人が悩んでいる症状の要因のひとつになるとも考えられていますので、「まくら」の高さや柔らかさは、ベッド以上にこだわりのある方もいるでしょう。

ベッドや布団の硬さ、マクラの柔らかさや高さは、いろいろな意見があり、みなさんも判断に悩んでいるかも知れませんね。

結論から言うと、自分に合っている寝具選びはとてもシンプル。

「朝起きたときに気持ち良く起きられ、睡眠の質が高ければどんな寝具でも良い」

ということになります。

気持ち良く眠れて次の日が快調ならどんなものでも良い

なぜなら、人それぞれ体型が違います。
痩せている人、太っている人
平背の人、猫背の人
腰が反っている人、腰の反りが少ない人
お腹が出ている人、お腹が引っ込んでいる人
など見た目でも分かる大きな違いから、
見た目では分からないような微妙な小さな違いもあり、結局誰一人として同じ体型の人はいないのです。

次に、寝具の好みにも違いがありますし、寝る姿勢にもクセやこだわりがあるはずです。
ある人にとっては、硬い布団にマットレスも敷かずに床に直接敷いて、マクラもないのが一番良く眠れるというひとがいれば、柔らかめのマットレスの上にさらに柔らかい布団を敷いて、柔らかくて頭全体が包まれるようなマクラが好みの人もいます。

なので、一般論としてしか語ることが出来ないので

「それじゃ結局、高価なカスタムメイドであわせるしかないの?」

と思われたかも知れませんが、そんなことはありません。

ベッドよりマクラより大事な事

ベッドまたは布団は、今使っているもののままでOKです。
でも、もし買い換えることができるのであれば、楽に寝返りができるもの、寝起きが楽に行える物で、自分の好みの硬さを選んでみて下さい。

そして、一番大事なものは「マクラ」選びです。

しかし「マクラ」が必要ないひともいます。

必要がない人というのは、今使っているベッドに仰向けに寝て「マクラ」は使わないで

➀楽に呼吸ができること
②寝返りを打つのが楽なこと

この二つが問題ないのであれば、まずは「マクラ」無しで試しに1週間寝てみて下さい。
そうして、今まで「マクラ」を使っていた時の体の状態と、使わないで寝たときの体の状態を観察してみて下さい。
使わない方が楽、よく眠れるということであれば、「マクラ」無しで寝ることをおすすめ致します。

では、「マクラ」がないと眠れない、「マクラ」有りの方が楽というケースについてお話しします。

実は「マクラ」の硬さ柔らかさはあまり重要ではありません。
大事なのは、「高さ(厚み)」です。

まずは、厚めのバスタオルを2枚ほど用意してください。

➀バスタオルを3つ折りまたは4つ折りくらいにたたみます。
②折りたたんだバスタオルを頭の下敷きます。
③アゴが上がったり、下がったりしない高さをタオルの厚みで調整して下さい。
この時パートナーに真横からアゴの位置を確かめてもらう事をおすすめします)
④その姿勢で、呼吸が楽であることと、両ひざを立てて寝返りが楽に行える事が大事です。

※首などの状態(頸椎椎間板ヘルニアなど)によっては、この姿勢で痛みやしびれが出たりする場合もあります。
その場合には、頭の高さを少し上下に変えてみて、いちばん症状が和らぐまたはでない位置を探してください。

☆猫背などが強く、タオル無しの状態ではかなりアゴが上がってしまう方

猫背が強いと、背中の盛り上がりが大きくなります。
この場合仰向けで寝ると、アゴがかなり上がってしまって辛いという場合には、アゴが床と並行かそれよりも若干下がり気味の方が、呼吸が楽になりますので、タオルの厚みを増やして下さい。

☆タオルよりもマクラを好まれる方

先程のタオルと同じ高さのマクラを準備するかそれよりも低めのマクラを用意してその枕の下にタオルを入れて高さ調節をすると良いです。

☆両肩がベッドに付かない方

猫背に巻肩(前方肩)があると、両肩がベッドに触れないこともあります。この状態では首と背中でブリッジを形成してしまい、首への負担が増えます。
このような方は、もう一、二枚タオルを用意して、そのタオルを縦に二つか三つ折りくらいにして、首と肩の間に出来たすき間を埋めるようにすると首や肩の不調を回避することができます。こちらもお試し下さい。

結論

お金をかけずにちょっとした工夫で、あなたに合った「マクラ」を手に入れてください。
それだけで、不調を抱えている方も、理想の睡眠の質を手に入れ、健康を取り戻すことが可能になりるはずです。

寝具が体に合うか合わないかで、体の回復に大きな差がでてきます。
前日の疲労を翌日に持ち越さなければ、常に快調なからだを維持することが出来ます。
睡眠の質の低下は、徐々にあなたの健康を蝕むのですから。

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