優れた腸の健康につながる赤ワインの利点

みなさんは、ワインはよく飲まれますか?

個人的には、ワインは何かイベントのあったときにしか飲まないので、ワインに対する関心度は非常に低いです。なので、赤、白、ロゼなど色味で分かる以外生産地などについては、まったくもって無頓着。味もよほど大きな違いでも無い限り正直良く分かりません。

それでも、数年前からうちの近くのスーパーでもワインの商品棚が通路両側を占拠、売り場を拡充、逆に日本酒や焼酎などの売り場が大幅に削られてしまいました。現在もその売り場の状態に大きな変化は無いので、やはり消費者のお酒に対する嗜好が、おじさん趣味の日本酒や焼酎に比べ、オシャレ、華やかなワインに流れているなぁ、という具合には感じていました。

ワイン関して非常に限られた知識しかもっていないのですが、それでも赤ワインは何かと健康に良いとか、赤ワインに含まれるポリフェノールは抗酸化作用があり、活性酸素を除去して生活習慣病を予防するとかの知識はあります。

なので、赤か白どちらを選択するなら、より健康的(?)な赤ワインを・・・

と考えてしまうのでしょうが、実は私は赤ワインはあまり得意な方ではありません。
なぜかというと、赤ワインのあの渋みが(それこそがポリフェノール!)苦手だったりするのです。仮に勧められて、結構口当たりが良いものを選んだとしても、飲んだ後のなんとも言えない状態(いわゆる二日酔いですね)になるのが、日本酒同様に起きます。ところが、白ワインだとあまり起きないんですね。

と言ったところで、飲み過ぎは結局一緒。後で後悔することになります。

そこで普段飲みは、ビール(本当は第三のビール)寒くなると断然焼酎のお湯割り!

といったところで、本題です。

優れた腸の健康につながる赤ワインの利点

MedicalXpress

ここからです。


キングス・カレッジ・ロンドンの研究によると、赤ワインを飲んだ人は、赤ワインを飲まない人と比べて、腸内細菌叢の多様性(腸の健康の象徴)があり、肥満と「悪玉」コレステロールのレベルが低いと報告。

キングス・カレッジ・ロンドンの「双子の研究と遺伝疫学部」(Department of Twin Research & Genetic Epidemiology)は、消化器病学会誌(Journal of Gastroenterology)に発表した論文で、英国に住む916人の双子の女性グループにおける健康とその後を、腸内細菌叢(以下GMと呼ぶ)に対するビール、サイダー、赤ワイン、白ワイン、スピリッツについての影響を調査した。

その中で、赤ワインを飲む人のGMは、赤ワインを飲まない人に比べてGMは多様だったが、これは赤ワイン以外の白ワイン、ビール、スピリッツでは観られなかった。

この研究の最初の著者であるキングス・カレッジ・ロンドンのキャロライン・ル・ロイ博士( Dr. Caroline Le Roy)は次のように述べている。

「心臓の健康に対する赤ワインの説明されていない利点は長い間知られていましたが、この研究は、中程度の赤ワインの消費による、健康的な腸内細菌叢との関係性が、長らく議論されてきた有益な効果を部分的にでも説明できることを示しています。」

GMは腸内に住む細菌の集まりであり、人間の健康に重要な役割を果たしている。腸内の「善玉」細菌と「悪玉」細菌の不均衡は、免疫システムの低下、体重増加、高コレステロールなどの健康への悪影響につながる可能性があり、多様な細菌種の数が多い人の腸内細菌叢は、腸の健康のマーカーとみなすことができる。

チームは、赤ワイン消費者のGMには、非消費者よりも多くの異なる細菌種が含まれていることを発見した。また、この結果は、英国、米国、オランダの3つの異なる集団でも観察された。

著者は、年齢、体重、定期的な食事、参加者の社会的経済的地位などの要因を考慮して観察しつづけ、その主な理由は、赤ワインに含まれる多くのポリフェノールによるものだと考えている。

ポリフェノールは、多くの果物や野菜に自然に存在する抗酸化物質であり、主に私たちの体内に存在する微生物の燃料として機能する。

キングズ・カレッジ・ロンドンの主執筆者であるティム・スペクター教授(Professor Tim Spector)は、次のように述べている。

「これは、3か国約3000人の腸においての赤ワインの影響を調査する史上最大の研究の1つです。ブドウの皮に含まれる高レベルのポリフェノールが多くの物議を醸した、適度に使用すれば健康に関与している可能性があるという見識が示されました。」

また、赤ワインの消費は、腸内細菌叢に一部起因する肥満と「悪玉」コレステロールのレベルの低下と関連していることも分かった。

「赤ワインの消費と腸内細菌叢の多様性との関連性を観察しましたが、赤ワインを飲むのがたとえ2週間に1回だったとしても効果は十分にありました。もし、あなたが今日一つのアルコール飲料を選択しなければならなかった場合、赤ワインはあなたとあなたの腸内細菌に有益な効果を発揮します。また体重と心臓病のリスクを助ける可能性もあります。ただし、アルコール量は適量で。」

と博士は付け加えた。


ここまで。

今後も矛盾した研究結果が出てくる可能性も

という報告でした。

「赤ワインを飲むのがたとえ2週間に1回飲むだけでも効果は十分にある」

と言う箇所は、赤ワインが少し苦手な私にはチョット嬉しいところです。

ただ、この研究で気になっていることがあります。

ワインを飲む、飲まないのはいいとして、どちらも同じ食事内容なのかが、はっきり書いていません。おそらくは、検討されているとは思いますが、そもそもワインというかお酒を飲む人と飲まない人では食事というか、おつまみが違うのではないかな・・と思うのです。

お酒を飲まない人も飲む人もおつまみを同じようにとる、もしくは同じ食事メニューなら同条件ですが、ワインを飲む人はきっとおつまみを食べてるんじゃないかと思うんですね。

そちらも気になります。

それから、腸内細菌の研究ではありませんが、乳がんに対して関連性についての研究もあります。

・赤ワインと白ワインの乳がんに対する違いはない

赤ワインと白ワインの乳がんへの違いはないが、女性の場合、週に14杯以上のアルコールを飲んだ女性は、飲まない女性よりも24%の乳がんリスクがあるという研究があります。

https://medicalxpress.com/news/2009-03-red-wine-white-difference-breast-cancer.html

ただ、その後別の研究では

・適度に赤ワインを飲むと、乳がんの危険因子の1つが減る

という報告もあります。

乳がんリスクに関連するホルモンに対する赤ワインと白ワインの効果の比較

https://medicalxpress.com/news/2012-01-comparison-effects-red-wine-white.html

この報告の最後にも、

「赤ワイン中のポリフェノールが乳がんのリスクを低下させる役割を果たすことができるかどうかを判断するには、さらに研究が必要です。」

と書かれています。

今後も同様に矛盾した研究報告がでてくる可能性もあるので、どちらにせよ節度を守り、あまり量は飲まない方が良いのかも知れません。

そもそもアルコールは微量であっても毒だそうです。

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